平成30年度 2学期始業式が行われました

2学期始業式が行われ、新学期がスタートしました。
また、野球部・空手道部・吹奏楽部から夏に行われた大会の結果報告も行われ、各部の主将がステージ上で思いを述べました。

平成30年度 2学期始業式が行われました
平成30年度 2学期始業式が行われました

~新学期によせて~ 校長より
Change the world

 2012年。「学校へ行くな!」といわれ、銃で撃たれた少女がいた。マララ・ユスフザイ。
15歳のときのことだった。パキスタン出身の彼女が撃たれたのは、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を行ったから。
 私たちは、教育を受けることが当たり前の社会に生きているし、平和であることも当たり前であると思っている。しかし、世界には学校へ行きたくても行けない子供たちが6100万人もいる。(ユニセフHPより)そして、それは貧困と紛争の連鎖にもつながっている。
 2013年7月。彼女は国連で演説を行った。そして、その最後は次のように語られた。
 「One child, one teacher, one book, one pen can change the world.   Education is the only solution.  Education first.」
 一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンは世界を変えることができます。 教育こそがたった一つの解決策です。教育は何よりも優先されるべきなのです。

 「change the world」。私たちが、当たり前に受けていて、時に「なぜ勉強しなければならないのか」と疑問にさえ思うこともある教育には、世界を変える力がある。「当たり前」にどっぷりつかっていては気づかないことだ。今更ながらにはっとさせられる言葉である。学ぶことが力となり、自分を変え、環境を変え、世界を変えていくことができる。だからこそ、人々は、子供たちは、教育を受けることを渇望する。
 作家、石井光太は『ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える』(ポプラ社)の中でこのように言う。
 「戦争はいけない、というだけでは戦争は止まらない。
  差別はいけない、と叫ぶだけでは差別はなくならない。
  しっかりと自分の考えをつくりあげ、それを人にわかってもらえるようなことばにして伝えなければならない。
  そのために必要なのが、学校なんじゃないだろうか。
  学校へ行って、いろいろな友だちと遊び、勉強をし、話し合い、考え合うことで、自分自身のことばを自分でつかみ取っていく。
  学校は、そういうことができる場所なんだと思う。
  (中略)
  あなたが自分のことばで、しっかり語れば、
  きっと多くの人が耳をかたむけてくれるはずだ。
  その人たちは、あなたの力になってくれるはずだ。
  そういう人が一人また一人とふえていけば、
  かならず、世のなかは、よいほうへ変わっていく。」

  「change the world~教育が世界を変える」。それは今から100年前、この大東の地の人々を突き動かした思いでもあるだろう。その思いが大東高校を生み出したのである。そう考えると、私たちは、我が子に、地域の子どもたちに、教育をうけさせたいという願いの最前線に、立っているということになる。
  夏から冬へ、さまざまな学びに満ちた2学期が始まった。
  100年の学びの歴史の最前線に立つものとしての自覚を持って、「当たり前」に溺れることなく、学びをとおして自分を変えていってほしい。真に学ぶということは、自分の中の何かが変わるということだから。

                                  平成30年2学期始業式の日に                     
                                                                             校 長   中 村  訓 子

pickupコンテンツ
学校長挨拶
学年通信
学校評価・校務反省
進路だより